時間外上限規制超えて働かせて送検 虚偽報告・割賃未払いも 宮崎労基署
2022.02.26
【送検記事】
月間最長残業時間は121時間
宮崎労働基準監督署は、時間外労働の上限規制を超えて働かせたうえ、臨検の際に虚偽の内容を記載した労働時間管理簿を提出し、割増賃金を適正に支払わなかった建築サービス業者を送検した。労働者1人は時間外労働が月100時間を超え、別の労働者は時間外労働の3カ月間の平均が80時間以上となっていた。
送検したのは設計や測量などの業務を行う建築サービス業者と同社代表取締役、取締役、当時取締役だった男性、主任の計1社4人。労働基準法第36条6項(時間外および休日労働の上限規制)、101条(労働基準監督官の権限)、37条(時間外、休日および深夜の割増賃金)違反の疑いがある。
同社は令和2年6~10月、労働者2人に対して時間外労働の上限規制を超えて働かせた疑い。時間外労働は休日・深夜にまでおよび、最長の月で121時間に上っている。36協定…
【令和3年12月10日送検】
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。