規格不適合の墜落制止用器具の使用中止と回収について(厚労省)

2022.02.25 【労働行政最新情報】
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安全を守るために適正な墜落制止用器具の使用を呼びかけ

 厚生労働省は、高所作業等の際に使用が義務づけられている墜落制止用器具の安全性を確保するため、販売されている製品の構造、性能、強度等を試験する、買い取り試験を実施している。

 その結果、墜落制止用器具の一部製品に、構造、性能、強度等が国家規格で定める要件を満たしていないものがあることが判明した。厚生労働省では、国家規格で定める要件を満たしていない製品を所有者が使用した場合、安全への影響を生じるおそれがあることから、販売者に対して当該製品の回収を要請するとともに、使用を中止するよう広く注意喚起を行うため、ウェブサイトでその事実を公表している。

 これらの国家規格で定める要件を満たしていない製品は、労働安全衛生法により、高所作業等で使用する墜落制止用器具として製造、販売、使用することが禁止されている。厚生労働省では、メーカー、ユーザー、販売業者の関係団体に宛てて、注意喚起の通達を発出した。

国家規格で定める要件を満たしていないことが判明した墜落制止用器具

【フルハーネス型】

【胴ベルト型】

▼詳しくはこちらをご覧ください。

規格不適合の墜落制止用器具の使用中止と回収について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24070.html

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