違法な時間外は21% 過重労働解消キャンペーン月間の重点監督結果 大阪労働局
2022.04.02
【監督指導動向】
大阪労働局は、令和3年11月の「過重労働解消キャンペーン月間」に実施した重点監督の結果を公表した。675事業場を監督指導したところ、21.2%に当たる143事業場で違法な時間外労働が発覚している。
143事業場のうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が1カ月80時間を超えるケースは28事業場だった。このうち、25事業場では100時間を超えている。
健康障害防止に関する指導状況では、「過重労働による健康障害防止が不十分なケース」が202事業場、「労働時間の把握が不適正なケース」が101事業場だった。