機械止めずに清掃作業させた疑い 大手食料品製造業を送検 龍ヶ崎労基署
2022.05.07
【送検記事】
茨城・龍ヶ崎労働基準監督署は、掃除作業中に機械の運転を停止させなかったとして、食料品製造業者と同社関東工場第2工場グループリーダーを労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。令和3年4月、取手市内の関東工場第2工場内で、労働者が左上腕部を切断する労働災害が発生している。
被災した労働者は、「蒸器」と呼ばれる機械の清掃作業をしていた際、機械のコンベヤーの駆動部分に腕を巻き込まれている。
同社は、清掃作業を行わせる際、コンベヤーの運転を停止せず、さらにコンベヤーの運転を直ちに停止することができる箇所に非常停止装置を備えていなかった疑い。
【令和4年3月4日送検】