派遣労働者に無資格でクレーン運転させ送検 型枠が激突し死亡 熊谷労基署

2022.05.30 【送検記事】
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 埼玉・熊谷労働基準監督署は、無資格の派遣労働者にクレーンを運転させたとして、派遣先でコンクリート製品製造業者と同社製造課長を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。派遣労働者にコンクリート製品の型枠が激突し、死亡する災害が発生している。

 災害は、令和3年4月9日に発生した。派遣労働者は、同社から型枠や鉄骨を片付ける作業を指示されていた。無線操作式の天井クレーンをリモコンで操作して片付けようとしていたところ、ずり落ちて来た型枠が激突している。

 天井クレーンには…

【令和4年5月12日送検】

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