死亡者数が前年比80%増加 埼玉労働局・令和3年労災発生状況
2022.05.29
【監督指導動向】
埼玉労働局は、令和3年の労働災害発生状況をまとめた。死亡者は34人で、前年の18人から大幅に増加している。
死亡者の内訳をみると、墜落・転落が8人で最も多かった(前年比4人増)。そのほか、交通事故7人(3人増)、崩落・倒壊4人(3人増)となっている。
休業4日以上の死傷者数は7837人で、前年から1068人増加した。新型コロナウイルス感染症の罹患者を除いても、前年比416人増えている。新型コロナ以外で増加数が最も多かったのは動作の反動・無理な動作で、150人増加した。次いで、転倒100人増、墜落・転落57人増、交通事故30人増などとなっている。