誤起動防がず送検 コンベヤーの労災で 鹿嶋労基署
2022.06.14
【送検記事】
茨城・鹿嶋労働基準監督署は、コンベヤーの誤起動防止措置を怠ったとして、成型加工メーカーと同社主事を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。令和3年9月、同社の鹿嶋市内の製鉄工場内において労働者が死亡する労働災害が発生している。
同社は、労働者にベルトコンベヤーの検査作業を行わせる際、コンベヤーの起動装置に対して表示板を設置するなどの誤起動防止措置を講じなかった疑い。死亡した労働者は検査作業中、起動したベルトとプーリーの間に巻き込まれている。
【令和4年4月13日送検】