「準備中に被災した」と虚偽報告 製造業社を書類送検 名古屋北労基署
2017.05.29
【送検記事】
愛知・名古屋北労働基準監督署は、虚偽の内容を記した労働者死傷病報告書を提出したとして、金属製品製造業者(愛知県春日井市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(方向等)違反の疑いで春日井区検に書類送検した。
同社は、平成28年9月に発生した、同社労働者が動力プレス機を使った作業中に発生した労働災害に関して、「準備中に被災した」とする虚偽の内容を記した報告書を提出していた。安全装置を正しく使用していなかったことが発覚しないよう、虚偽報告をしていたという。
被災者はプレス機に左手の指2本の先端を挟み、4日以上休業している。
【平成29年4月4日送検】