【安全衛生・お薦めの一冊】『インフルエンス・マネージメント 上司が変わる「良好な対人関係づくり」の新手法』

2022.06.28 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

職場環境改善に効果的

 本書は人間関係を改善し、職場のパワハラ未然防止対策として生まれたインフルエンス・マネージメントを紹介したもの。無意識に働く自分の態度・性格・個性などを「対人キャラクター」と呼び、それが相手の気持ち、感情にどのような影響を与えているか推測し、必要に応じて改善する手法だ。「部下にとって上司は最大の職場環境」と考える著者が、職場のメンタルヘルス対策を進めるうえで効果的とした。

 例えば、部下のBさんと信頼関係を改善したいと考えるA課長がいるとする。A課長はBさんに対し「期待している」「育てたい」「感謝している」などといった対人キャラクターを考え、気持ちを伝えることで、信頼関係をプラスにしていく。

 「忙しいところ悪いけど…」「面倒かけるけど…」といったクッション言葉を使った対人関係をよくするテクニックも紹介されており、参考になる。

(小原新著、明誠書林刊、TEL:042-980-7851、A5判、130ページ、税込1210円)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
2022年7月1日第2405号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。