【今週の労務書】『採用面接100の法則』

2022.09.10 【書評】
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短時間での決め付け回避

 本書は、人事コンサルタントとして延べ2万人の採用面接を担当してきた筆者が、面接に当たってのポイントを解説している。人材を見極める際には、短時間の印象だけで決めるのではなく、候補者の自然な素を引き出して本質を見極める必要があるとした。

 社長や役員など「偉い人」が面接する際の注意点も示す。起業や出世した人に多い「過去の成功経験や先入観から直観的に決めてしまう」パターンを防ぐため、役割をインタビュアーと評価者に分けることを勧めている。最終面接の際には、人事担当者などが中立的な立場から質問し、社長には自社の良さを伝える惹き付け役と候補者の評価役に専念してもらうことがコツとした。

(曽和利光著、日本能率協会マネジメントセンター刊、税込1760円、TEL:03-6362-4558)

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令和4年9月12日第3368号16面 掲載
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