令和5年度予算概算要求における就職氷河期支援関連施策(内閣官房・厚労省)

2022.09.28 【労働行政最新情報】
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 内閣官房就職氷河期世代支援推進室は、令和5年度予算概算要求における就職氷河期世代支援関連施策について取りまとめ、発表した。

 あわせて、厚生労働省も、この取りまとめについて各都道府県関係部局、各都道府県労働局に連絡し、各地域において就職氷河期世代支援取り組んでいけるよう、対応を進めていく。

 施策の概要は以下の通り(カッコ内は令和4年度予算額)。

1 主に就職氷河期世代を支援する施策

(1)相談、教育訓練から就職、定着まで切れ目のない支援
○ きめ細かな伴走支援型の就職相談・定着支援体制の確立
 ・ハローワークにおける専門窓口の体制拡充、担当者によるチーム支援の実施 19.0億円(17.9億円)
○ 採用企業側の受入機会の増加につながる環境整備
 ・特定求職者雇用開発助成金(就職氷河期世代安定雇用実現コース) 11.7億円(21.2億円)

(2)個々人の状況に合わせた、より丁寧な寄り添い支援
○ アウトリーチの展開
 ・アウトリーチ等の充実による自立相談支援機関の機能強化 11.7億円(11.7億円)
 ・ひきこもりに関する地域社会に向けた普及啓発と情報発信の実施 1.5億円(1.5億円)
 ・地域若者サポートステーションにおける就職氷河期世代の無業者の支援 48.0億円(46.7億円)
○ 支援の輪の拡大
 ・身近な基礎自治体におけるひきこもり支援の充実 17.8億円(17.6億円)
 ・ひきこもり支援に携わる人材の養成研修 1.6億円(1.4億円)
 ・就労体験・就労訓練先の開拓・マッチング 2.4億円(1.0億円)
 ・就労準備支援事業等の広域的実施による実施体制の整備促進 0.8億円(0.8億円)

(3)プラットフォームを核とした新たな連携の推進
○ 関係者で構成するプラットフォームの形成・活用
 ・就職氷河期世代支援の推進に向けた全国プラットフォーム等 0.03億円(0.03億円)
 ・就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォームを活用した支援 4.3億円(4.4億円)
 ・就職支援コーディネーター(人材開発支援分)の配置 4.8億円(4.9億円)
○ 地域における就職氷河期世代の先進的・積極的な取組への支援
 ・地域就職氷河期世代支援加速化交付金 12.0億円+事項要求

(4)その他の取組
○ 一人一人につながる戦略的な広報の展開
 ・就職氷河期世代等に対する積極的な広報の実施 0.9億円(0.9億円)
○ その他関連施策
 ・国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)の実施 0.1億円(0.2億円)

2 就職氷河期世代を含めて支援する施策(関連施策)

 上記に加え、幅広い世代等を支援する事業についても、就職氷河期世代の支援に活用できる施策・事業を総動員し、就職氷河期世代の就労や社会参加へのきめ細かな支援に全力をあげていく。

▼詳しくはこちらをご覧ください

令和5年度予算概算要求における就職氷河期支援関連施策の取りまとめについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28194.html

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