局長が大規模工事現場をパト 足場使用前の点検など安全対策を確認 埼玉労働局
2022.10.10
【監督指導動向】
埼玉労働局は、全国労働衛生週間の準備月間に合わせ、管内の建設現場約70カ所にパトロールを実施した。さいたま市内で竹中工務店が施工する大規模建設現場に対しては、同労働局の久知良俊二局長が自ら赴いて公開パトロールを行い、安全対策の状況を点検している=写真。
久知良局長は、高所作業車を使用する際や足場の使用前などにチェックリストを活用していることや、安全掲示板を活用してヒヤリハット報告を共有している点などの安全対策を確認した。講評として、「災害のリスクを下げる努力が感じられた。多くの労働者が携わる大規模工事現場だが、このまま無災害を徹底してほしい」と話している。