虚偽の労働者死傷病報告 災害発生状況を偽り送検 平塚労基署
2022.10.05
【送検記事】
神奈川・平塚労働基準監督署は、虚偽の内容を記載した労働者死傷病報告を提出したとして、建設業者と同社代表取締役を、労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで横浜地検小田原支部に書類送検した。神奈川県秦野市鶴巻北の東名高速道路維持修繕工事現場で発生した労働災害について、自社の車両置き場で発生したものと偽って報告した疑い。
同社は令和3年10月6日、労働者に高速道路の上部を交差する橋に生えているツタを除去する作業を行わせるため、高所作業車から橋に乗り移らせた。その際、労働者が橋の高欄上部から墜落し、左手舟状骨骨折の負傷により4日以上休業する労働災害が発生している。
【令和4年7月20日送検】