産業用ロボットに挟まれ死亡 電気メッキ製造業を送検 富山労基署
2017.06.19
【送検記事】
富山労働基準監督署は、産業用ロボットの可動域に労働者が入らないよう措置を講じなかったとして、電気メッキ、金属プレス加工業者と同社製造部長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で富山地検に書類送検した。平成28年8月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災者は一人で、産業用ロボットを使って作業を行っていた際、何らかの理由で産業用ロボットの作業領域内に侵入し、ロボットに挟まれていた。
同社は、労働者がロボットに接触しないよう柵や囲いを設けるなどの対策を講じていなかった疑い。
【平成29年6月6日送検】