違反率は7割強 項目別では「安全基準」が突出 沖縄労働局・令和3年監督結果
2022.12.25
【監督指導動向】
沖縄労働局は、令和3年に実施した監督指導結果を取りまとめた。1598事業場に対して実施し、1157事業場(72.4%)で労働基準関係法令違反が発覚している。
違反率の高い項目は、安全基準(25.8%)、健康診断(13.1%)、割増賃金(10.6%)、労働時間(10.5%)などとなっている。業種別の違反率では、製造業が81.1%で最も高かった。商業(73.6%)や建設業(73.4%)も7割台半ばと高い。
司法事件として書類送検した件数は7件で、前年から3件減少。申告処理件数は310件で、同55件減だった。