繰り返し違反 粉じん障害防止せず送検 神戸東労基署
2017.06.26
【送検記事】
兵庫・神戸東労働基準監督署は、粉じん障害防止対策を講じなかったとして、建設業者(兵庫県尼崎市)と同社職長を労働安全衛生法違反の疑いで神戸地検に書類送検した。
平成28年4月に同労基署は、同社に対して行った定期監督のなかで、粉じん障害を防止するための有効な呼吸用保護具を使用するよう行政指導を実施。2カ月後、同社が下請として入場している神戸市立医療センター中央市民病院増築工事現場へ再監督を行ったところ、指導に従わず同様の違反を繰り返していたことが発覚している。
兵庫労働局によると、「送検した段階においては、労働者の健康障害は確認していない」という。
【平成29年4月20日送検】