ヒトの専門家として 長崎県社労士会とともに/社会保険労務士法人ながさき宝町事務所 代表社員 山内 小百合
日本の西端に位置し、歴史と文化を誇るたくさんの観光資源と、海や山の恵みである美味しい食材にあふれている長崎県。
長崎県社会保険労務士会は、県南支部(主に長崎エリア)、県央支部(諫早・大村・島原エリア)、県北支部(佐世保エリア)の3支部から成り、その総会員数は約200人と小規模ながら、ヒトと労務の専門家としてイキイキと働ける職場づくりのお手伝いをすべく日々精力的に活動している。
私自身、社労士人生6年目に突入した。開業当初に受講した(今や私の礎となっている)研修で、「県会の仕事に何らか携わった方が良い」と先輩社労士がおっしゃっていたことをそのまま実践しようとしていたところ、不思議とタイミング良く、まだ右も左も分からない新人である私に対して理事選出のお声掛けをいただいた。それ以来、長崎県会の理事として現在、2期目4年の任期を経ようとしている。
理事会は毎回、報告事項や審議事項など、より良い県会の運営のため、たくさんの項目について話し合う。その量にまずは驚く。内容は多岐にわたり、活発に意見が飛び交い、そしてその取りまとめが行われる。そこには大先輩や新人、年齢など全く関係なく、発言者の意見が受け入れられる場があるからこそだと思う。
さらに言えば、事務局長をはじめとした事務局職員全員と、副会長の私、専務理事は女性であり、多くの女性が積極的に活躍していることも長崎県会の特徴の1つではないかと思っている。
時代の流れに逆らわず、常に変化し続け、柔軟に対応することを意識している。開業から5年が経ち、順調にお仕事もいただけるなか、大げさではあるが当事務所も何となく岐路に立っている自覚があった。
そして、またここで「不思議とタイミング良く」が出てくるのだが、2つの社労士事務所を統合することで意気投合し、このたび新たに社会保険労務士法人として生まれ変わることとなった。この長崎で、さらにより広く、より深く、ヒトを大切にし、お客様を支援することに注力できる体制づくりに邁進していく覚悟である。
私の社労士人生は、「私や事務所を信頼してくださるお客様とともに」という思いがもちろん一番大きいものであるが、さまざまな諸先輩方の姿を見て、たくさんの機会をいただき、成長させてもらった「長崎県会とともに」という思いも強い。今後も何らかの形でかかわりながら、この思いは持ち続けていきたい。
社会保険労務士法人ながさき宝町事務所 代表社員 山内 小百合【長崎】
【連絡先はこちら】
長崎県長崎市宝町5番2号 竹馬ビル4階
TEL:095-894-5977