一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)―昨年度の有効求人倍率は1.31倍で2年連続上昇(厚労省)
厚生労働省は令和5年3月分および令和4年度分の一般職業紹介状況を公表した。
【ポイント】
○令和5年3月の有効求人倍率は1.32倍で、前月に比べて0.02ポイント低下。
○令和5年3月の新規求人倍率は2.29倍で、前月に比べて0.03ポイント低下。
○令和4年度平均の有効求人倍率は1.31倍で、前年度に比べて0.15ポイント上昇。
令和5年3月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
新規求人倍率(季節調整値)は2.29倍となり、前月を0.03ポイント下回った。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.02倍となり、前月と同水準となった。
3月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.5%減となり、有効求職者(同)は0.1%増となった。
3月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると0.7%増となった。
これを産業別にみると、生活関連サービス業,娯楽業(8.3%増)、宿泊業,飲食サービス業(5.9%増)、卸売業,小売業(3.1%増)などで増加となり、製造業(8.0%減)、建設業(6.3%減)、運輸業,郵便業(1.1%減)などで減少となった。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.89倍、最低は神奈川県の1.09倍、受理地別では、最高は福井県の1.78倍、最低は神奈川県の0.90倍となった。
令和4年度平均の有効求人倍率は1.31倍となり、前年度の1.16倍を0.15ポイント上回った。
令和4年度平均の有効求人は前年度に比べ10.8%増となり、有効求職者は2.0%減となった。
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一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32763.html