高熱物の飛散を防がず送検 灰が噴出して労働者が火傷 常総労基署

2023.05.02 【送検記事】
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 茨城・常総労働基準監督署は、高熱物の飛散などによる労働者の火傷を防止するための措置を講じていなかったとして、アルミニウムの2次合金産業のアサヒセイレン㈱(大阪府八尾市)と同社茨城工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで水戸地検下妻支部に書類送検した。令和4年8月、労働者が重篤な「第3度熱傷」を負う労働災害が発生している。

 労災は、茨城県坂東市の同社工場内で発生した。労働者が回転炉を用いてアルミニウムのリサイクル材料を溶解する作業を行っていた際、…

【令和5年3月1日送検】

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