重機の用途外使用し送検 展示物の植木移動中に労災 米沢労基署
2017.07.11
【送検記事】
山形・米沢労働基準監督署は、重機を用途外使用したとして、造園業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で山形地検米沢支部に書類送検した。平成28年11月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
同代表取締役は、同社敷地内でクレーン機能のないドラグ・ショベルを使って展示用の植木を吊り上げて移動させた疑い。この時、作業の補助をしていた労働者の頭部に植木をぶつけている。
ぶつけられた労働者は4日後に死亡した。
【平成29年6月22日送検】