【今週の労務書】『休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方』

2023.07.01 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

フランスの事例参考に

 フランスのバカンスを引き合いに出し、日本の長期休暇・働き方を考えるというのが本書の主題である。バカンスの歴史や企業の事例を説明するほか、日本で平均より長い年次有給休暇取得日数を実現している企業の事例も掲載する。

 フランスの企業で長期休暇が実現可能な理由として、事前の段取りを強調する。また、経営者が、労働者を効率的に働かせるため必要と認識している点も挙げた。日本でいう計画年休の仕組みが法律で要求されるが、法律で求められる話合いの時期に先立って、1年以上前から準備をする職場もあるという。

 日本の事例では、事前の段取りと、属人化の解消がキーワードに。主担当と副担当を設けている食品メーカーの例などを掲載した。

(髙崎 順子 著、KADOKAWA刊、1870円、TEL:0570-002-301)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和5年7月3日第3407号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。