水蒸気爆発対策が未実施 死亡災害起こした鉄工所を送検 北海道労働局

2017.07.17 【送検記事】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 北海道労働局は、工場内の安全対策を怠ったとして、鉄工業者と同社代表取締役社長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で旭川地検に書類送検した。平成29年4月、水蒸気爆発によって同社労働者が死亡する労働災害が発生している。

 同社は、労働者に溶融している鉄を取り扱う設備を使用させる際に、水蒸気爆発を防止する対策を講じていなかった。具体的には、工場の床面を水が滞留しない構造としなかったもの。

 同労働局は爆発災害が発生した原因を、「炉に損傷があり、途中で溶解作業をやめようと中の溶融物を出そうとして爆発したのではないか」とみている。

【平成29年6月23日送検】

  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。