令和4年「雇用動向調査」の調査結果―入職率15.2%、離職率15.0%の入職超過(厚労省)
厚生労働省は、令和5年8月22日、令和4年「雇用動向調査」の結果を取りまとめ、公表した。
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施されている。今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたもの。
調査結果のポイントは以下の通り。
(1)入職率、離職率及び入職超過率
・入職率 15.2%(前年と比べて1.2ポイント上昇)
・離職率 15.0%(前年と比べて1.1ポイント上昇)
・入職超過率 0.2ポイント(入職超過)(前年と比べて0.1ポイント拡大)
(2)就業形態別入職率及び離職率
・一般労働者 入職率11.8% 離職率11.9%(前年と比べて入職率0.9ポイント上昇、離職率0.8ポイント上昇)
・パートタイム労働者 入職率24.2% 離職率23.1%(前年と比べて入職率2.2ポイント上昇、離職率1.8ポイント上昇)
(3)産業別入職率及び離職率
・宿泊業,飲食サービス業 入職率34.6% 離職率26.8%で入職超過(前年と比べて入職率10.8ポイント上昇、離職率1.2ポイント上昇)
・生活関連サービス業,娯楽業 入職率23.2% 離職率18.7%で入職超過(前年と比べて入職率5.4ポイント低下、離職率3.6ポイント低下)
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令和4年雇用動向調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/index.html