【今週の労務書】『わたしからはじまる心理的安全性 リーダーでもメンバーでもできる「働きやすさ」をつくる方法70』

2023.09.23 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

上司部下で互いに構築

 本書では、心理的安全性のある職場は、上司と部下の双方が協力して作るものと掲げている。上司や管理職などの「リーダー」だけではなく、部下に当たる「メンバー」も実践できる取組みを紹介した。

 リーダーは何でもいい合える職場だと思っていても、メンバーは話しづらいと感じているケースが多いと指摘。1on1でメンバーの話を3分間聞き続けてみるなど、信頼関係の構築方法を示した。メンバーができる取組みとしては、リーダーからのアクションに反応し、自分の意志を表明することを挙げている。

 タイトルにもあるとおり、自分ひとりからできる取組みも紹介している。「笑顔で話す、あいさつをする」など、基本的なことを振り返る機会にもなるだろう。

(塩見康史、なかむらアサミ著、翔泳社刊、税込1848円、https://www.shoeisha.co.jp)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和5年9月25日第3418号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。