経営不振で最賃違反相次ぐ 最大184万円の不払いも 横浜北労基署
2023.10.01
【送検記事】
神奈川・横浜北労働基準監督署は、定期賃金を所定支払い日に支払わなかったとして、保険請求サポート業務の㈱L(神奈川県横浜市)と同社代表取締役を、最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで横浜地検に書類送検した。
同社は労働者4人に対し、昨年1月分の定期賃金を支払わなかった疑い。不払いの総額は約184万円に上る。同労基署によると、不払いの理由に経営不振を挙げているという。
同じく経営不振による賃金不払いがあったとして、同労基署は同日付けで、運送業を営む㈱永和運輸を書類送検している。労働者2人に対し、昨年5月の1カ月間の定期賃金について、計約93万円の不払いがあった疑い。
【令和5年8月24日送検】