36%で違法な時間外が発覚 愛知労働局 令和4年度の長時間労働監督結果
2023.11.12
【監督指導動向】
愛知労働局は、令和4年度に長時間労働が疑われる事業場に対して実施した監督結果を取りまとめた。監督を実施した1657事業場のうち、603事業場(36.4%)で違法な時間外労働を確認している。
このうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が、過労死認定基準である「月80時間超」だったのは276業場だった。賃金不払い残業は83事業場(5.0%)、過重労働による健康障害防止措置の未実施は329事業場(19.9%)で発覚している。
過重労働による健康障害防止に向けて指導票を交付した事業場は745事業場(42.6%)だった。指導事項は、「(時間外・休日労働の)月80時間以内への削減」が427事業場、…
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