令和5年上半期雇用動向調査結果の概要―入職率は上昇、離職率は同率、入職超過率は拡大(厚労省)

2023.12.21 【労働行政最新情報】
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 厚生労働省は、令和5年上半期「雇用動向調査」の結果を取りまとめ、公表した。

 「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、令和5年の1月から6月までの状況について取りまとめたもの。

 調査結果のポイントは以下の通り。

(1)入職率、離職率及び入職超過率

 入職率 9.7%(前年同期と比べて0.4ポイント上昇)
 離職率 8.7%(前年同期と同率)
 入職超過率 1.0ポイント(入職超過)(前年同期と比べて0.4ポイント拡大)

(2)産業別入職率及び離職率

 生活関連サービス業,娯楽業 入職率20.6% 離職率15.0%で入職超過(前年同期と比べて入職率6.4ポイント上昇、離職率5.0ポイント上昇)

 宿泊業,飲食サービス業 入職率18.4% 離職率14.8%で入職超過(前年同期と比べて入職率1.9ポイント低下、離職率0.2ポイント低下)

(3)転職入職者の賃金変動状況

 前職の賃金に比べて「増加」した割合が「減少」した割合を5.4ポイント上回った。(前年同期と比べて4.6ポイント拡大)

▼詳しくはこちらをご覧ください。

令和5年上半期雇用動向調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-1/index.html

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