令和5年毎月勤労統計調査特別調査の概況(厚労省)
厚生労働省より令和5年「毎月勤労統計調査特別調査」の結果が公表された。
この調査は、全国の主要産業の小規模事業所(常用労働者1~4人規模)における賃金、労働時間及び雇用の実態を明らかにすることを目的として毎年実施している。
今回は、令和5年7月の状況等について 23,742事業所を客体として調査し、有効回答数は20,046事業所、有効回答率は84.4%だった。
ポイントは以下の通り。
小規模事業所(常用労働者1~4人規模)における賃金、労働時間及び雇用の実態
1 賃金
・きまって支給する現金給与額(令和5年7月)
男女計 203,956円(前年比 0.4%増、過去最高)
男 276,094円(前年比 2.2%増)
女 152,474円(前年比 0.3%減)
・1年間(※)に賞与など特別に支払われた現金給与額
男女計 261,317円(前年比 1.2%増)
男 382,653円(前年比 2.8%増)
女 172,351円(前年比 0.4%増)
(※)令和4年8月1日から令和5年7月31日までの1年間
2 労働時間
・通常日1日の実労働時間(令和5年7月) 6.8時間(前年と同水準)
3 雇用
・女性労働者の割合(令和5年7月末日現在) 58.4%(前年より1.1ポイント上昇)
・短時間労働者(通常日1日の実労働時間が6時間以下の者)の割合(同上)31.7%(前年より0.4ポイント上昇、過去最高)
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令和5年毎月勤労統計調査特別調査の概況(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/tokubetu/23/r05maitoku.html