運転停止せず機械の調整作業行わせる 左腕切断労災で送検 東近江労基署
2017.08.01
【送検記事】
滋賀・東近江労働基準監督署は、コンベヤーを停止せずに調整作業を行わせたとして、廃プラスチックのリサイクル業者と同社班長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大津地検に書類送検した。平成29年1月、同社労働者が左腕を切断する労働災害が発生している。
被災者は、工場内においてコンベヤーの切換え口に詰まった材料の除去作業を行っていた際に腕を巻き込まれている。同社は、機械の調整作業を労働者に行わせる際に停止措置を講じていなかった。
【平成29年7月20日送検】