【今週の労務書】『社会保険労務士の世界がよくわかる本』

2024.04.20 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

開業後の姿などを解説

 本書は、社労士6人が、社労士制度の概要から、開業や顧客の開拓、能力の向上方法といった実務まで幅広い内容を解説したもの。

 たとえば能力向上方法では、都道府県ごとにある社労士会の研修や、社労士会のなかの支部で運営されているメンター制度の活用などを紹介。社労士登録から20年以上の執筆者でも、月に10テーマ以上のセミナーを受講し、同業者との情報交換会も定期的に6団体に参加しているとした。このほか、開業後の話では、1年目は開業前の人脈などから6社契約し82万円の売上げがあり、2年目は契約企業からの紹介などで23社407万円に増加したなど、実体験を示した。

 開業後の姿や実務に対する考え方などを知ることができる1冊である。

(大津 章敬など 著、日本実業出版社 刊、税込1980円、TEL:03-3268-5161)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和6年4月22日第3446号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。