虚偽の報告を提出して送検 労災発生から半年後に 行橋労基署
2024.04.24
【送検記事】
福岡・行橋労働基準監督署は、令和3年12月に発生した労働災害について、虚偽の内容を記載した労働者死傷病報告を提出したとして、解体工事業の㈲平和リサイクル産業(福岡県行橋市)と同社取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した。
労災は、福岡県中間市内で発生したもので、同社労働者がブロック塀に設けられたバリケードの隙間に指を挟んだ状態で飛び降りて、左小指を骨折していた。
同社は、同労災について半年後の4年7月に、虚偽の内容を記載した報告をしていた。
【令和6年3月5日送検】