労災発生状況 外国人で前年比17%増加 高齢者も1割増 愛知労働局・令和5年
2024.07.17
【監督指導動向】
愛知労働局がまとめた令和5年の労働災害発生状況によると、外国人労働者の死傷者数(新型コロナウイルスを除く)は674人で前年578人から16.6%増加した。全体の死傷者数は7817人で、外国人が占める割合は8.6%となっている。
被災者の内訳を国籍別にみるとブラジル人が186人(27.6%)で最も多い。以下、ベトナム人160人(23.7%)、フィリピン人99人(14.7%)と続いている。
高年齢者の労災に関しても集計している。60歳以上の高年齢者の死傷者数は2186人で、前年比9.4%増だった。型別では転倒が38.0%を占めている。