労働基準監督署等が自動車運転者を使用する事業場に対して行った令和5年の監督指導、送検等の状況(厚労省)

2024.07.30 【労働行政最新情報】
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 厚生労働省は、全国の労働基準監督署等が令和5年にトラック、バス、タクシーなどの自動車運転者を使用する事業場に対して行った監督指導(立入調査)や送検等の状況について取りまとめ、公表した。

 令和5年の監督指導・送検の概要は以下の通り。

○ 監督指導を実施した事業場は3,711事業場。このうち、労働基準関係法令違反が認められたのは、3,049事業場(82.2%)。また、改善基準告示違反が認められたのは、1,999事業場(53.9%)

○ 主な労働基準関係法令違反事項は、(1)労働時間(46.9%)、(2)割増賃金の支払(21.2%)、(3)労働時間の状況の把握(8.0%)

○ 主な改善基準告示違反事項は、(1)最大拘束時間(39.2%)、(2)総拘束時間(30.7%)、(3)休息期間(28.1%)

○ 重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは54件

▼詳しくはこちらをご覧ください。

労働基準監督署等が自動車運転者を使用する事業場に対して行った令和5年の監督指導、送検等の状況を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41824.html

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