【今週の労務書】『2024年版 日本の労働経済事情 人事・労務担当者が知っておきたい基礎知識』

2024.09.07 【書評】
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貢献意欲向上に社内報

 雇用、労働情勢に関する重要な法律の改正動向、人事・労務領域の基本的事項やその年のトレンドをまとめたものが本書。公的統計や民間企業の調査など多様なデータを用いながら毎年、版を重ねている。

 2024年版の人事・労務領域では、メンバーシップ型とジョブ型の差異、人的資本開示などに言及している。話題のエンゲージメントについては、「働き手にとって組織目標の達成と自らの成長の方向性が一致し、『働きがい』や『働きやすさ』を感じられる職場環境の中で、組織や仕事に主体的に貢献する意欲や姿勢を表す概念」と定義。高めるにはコミュニケーションがカギで、「社内報の活用」や「チャットツールの導入」などに取り組む企業が多いとの調査結果を示している。

(経団連事務局 著、経団連出版 刊、税込1320円、TEL:03-6741-0045)

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令和6年9月9日第3464号16面 掲載
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