産廃施設で派遣労働者が墜落死 危険防止せず送検 大分労基署
2017.08.10
【送検記事】
大分労働基準監督署は、高所作業場所の墜落防止措置を講じなかったとして、産業廃棄物処理業者と同社現場管理者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大分地検に書類送検した。平成29年5月、同社に派遣されていた派遣労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災者は深さ約10メートルのゴミピットにゴミ袋を投げ入れる作業を行っていた際、誤ってピット内に墜落した。同社は安全帯を使用させるなどの対策を講じていなかった疑い。
【平成29年6月19日送検】