機械の安全対策を怠り送検 回転軸の止め具の「型」で違反 岸和田労基署
2024.09.26
【送検記事】
大阪・岸和田労働基準監督署は、機械の回転軸の止め具を埋頭型にせず、労働者の安全を確保していなかったとして、化学繊維製造業の庄福工業㈱(大阪府岸和田市)と同社役員を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで大阪地検に書類送検した。令和5年2月、労働者が機械の回転軸に付属する止め具に巻き込まれて負傷する労働災害が発生している。
労働安全衛生規則では、回転軸や歯車などに付属する止め具について、埋頭型(外に出っ張っていない構造)にしたり、覆いを設けなければならないと規定している。
【令和6年8月7日送検】