【今週の労務書】『労働基準法がよくわかる本 ’24~’25年版』

2024.11.16 【書評】
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変形制は3段階で導入

 労働基準法だけでなく、労働契約法やパートタイム・有期雇用労働法など、労働に関する法律を広く盛り込んだ。特定社会保険労務士の筆者が、法律や裁判例を交えながら実務における注意点を解説する。

 たとえば1年単位の変形労働時間制では、決算期の3月末と9月末に業務が集中する会社を事例に、実際にどのように労働日を特定していくかを紹介する。「①年間の労働日数を計算する」、「②年間の休日日数を計算する」、「③休日を決める」の3つのステップごとに、計算方法と考え方を示す。

 直近の法改正の情報は、ダイジェスト版として集約した。施行日と改正点が簡潔にまとめられており、要点を押さえやすくなっている。

(下山 智恵子 著、成美堂出版 刊、税込1650円、TEL:03-3525-8294)

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令和6年11月18日第3473号16面 掲載
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