【今週の労務書】『EXジャーニー ~良い人材を惹きつける従業員体験のつくりかた~』

2024.11.23 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

従業員の“体験”を点検

 EX(Employee Experience)とは、従業員がその企業で働いて得られる体験や経験のこと。本書では、企業がEXを疎かにして従業員のエンゲージメントが下がるのを防ぐため、人材を惹きつけるための体験の作り方を紹介している。

 体験作りに当たっては、採用前から退職に至るまでの過程で確認すべき項目を、「EXジャーニーマップ」として示した。たとえば、在職時には、意思決定のプロセスを点検することを促している。誰にどのような権限があるか明確か、文房具を購入するのに稟議書が必要などいちいち重たい手順になっていないか――などを振り返るよう勧めている。生活の大半を占める通常業務での体験が重要とした。

(沢渡 あまね、石山 恒貴、伊達 洋駆 著、技術評論社 刊、税込2200円、TEL:03-3513-6150)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和6年11月25日第3474号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。