【安全衛生・お薦めの一冊】『もっとうまくいく安全活動16選』

2024.12.26 【書評】
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効果を上げるコツを伝授

 「安全活動が盛り上がりに欠ける」「なかなか効果が出ない」「浸透しない」――。そんな管理・監督者の悩みを解決するため、大手製鉄会社で長年現場の安全管理を担当してきた著者が16の安全活動を解説している。

 例えば、「設備や作業のリスクを低減する活動」では、不安前状態・不安全行動を見つけるための良策としてチェックリスト作成や管理者が作業者に問いかける対話型パトロール、ネガティブな指摘の前後をポジティブな言葉や評価で挟む「P・P・N・P」指導など、指導経験に即して厳選した活動を紹介。安全意識向上では、危険感受性と危険敢行性のアンケート結果をプロットする「KKマッピング」の手法なども取り上げる。

 安全活動の基本を押さえつつ、いずれの活動も一工夫を加えることでマンネリ防止を図り、労働災害防止の効果を上げる。今日から真似したくなる安全管理・指導のコツが盛りだくさんの内容となっている。

(朱宮 徹 著、中央労働災害防止協会 刊、TEL:03-3452-6401、B5判、132ページ、税込1650円)

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2025年1月1日第2465号 掲載
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