【今週の労務書】『会社を劇的に変える! 残業をゼロにする労務管理』

2013.09.09 【書評】
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最強組織を”望月式”で

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 本書の中で著者が繰り返し述べるのは、「残業ゼロは、残業代の削減が目的ではなく、これまで以上の成果を上げる最強組織を作り上げること」。

 「そんなの無理、不可能に決まっている」――従来の管理手法に慣れた経営者からそんな批判が聞こえてきそうだが、すでに100社あまりの企業に「残業ゼロ」コンサルテーションを施してきたというその経歴、一読の価値ありとみてよさそうだ。

 推奨される「望月式残業ゼロ」を最大限要約すれば、従業員に時間を意識した働き方を根付かせることと、そのための就業規則や社内申請書を整備することの2点。その実現に向けた具体策を示した手引きといってよく、終章に収録された4社の成功事例が参考になる。

(望月建吾著、日本法令刊、TEL:03-3249-7182、1900円+税)

平成25年9月9日第2936号16面 掲載
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