【今週の労務書】『外国人雇用の実務』

2015.05.25 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

「口コミ採用」を期待

Amazonにリンクします

 規制や情報不足のため外国人雇用を複雑な制度と認識している経営者向けに、その誤解を紐解こうとしたのが本書。外国人雇用を経営上不可欠としている筆者が、雇用の際に注意すべき点を法務・実務の両面から解説した。

 例えば、「外国人労働者は在留資格等の影響で一度雇用すると解雇しづらいのではないか」という疑問に対しては、企業側からみて手続き上日本人と大きな違いはないとしている。

 また、在日外国人は狭いコミュニティで生活しているため口コミの力が強い。そのなかの外国人を雇い入れて上手く活用できれば、新たな労働者をそのつながりから獲得しやすくなると指摘。多くの予算を割けない中小企業にとって効果的な採用手段になるとアドバイスした。

(近藤秀将著、中央経済社刊、TEL:03-3293-3371、2900円+税)

関連キーワード:
平成27年5月25日第3018号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。