「スピード」で信頼築く/社会保険労務士事務所 フェリシアンス 代表 堀川 眞也

社会保険労務士事務所 フェリシアンス 代表 堀川 眞也 氏
会社員を32年経験し、社会保険労務士として独立開業した。会社員時代は無線技術者として製品開発に従事していた。開発責任者としてチームをまとめ、新機種の開発を行っていた30歳代のときに体得したのがスピードとクオリティーのバランスだ。
クオリティーを突き詰めるとスピードが落ちる、スピードを突き詰めるとクオリティーが落ちる。そのバランスを取りながら、その時々の優先順位でそのバランスを決めることになる。
その判断にもスピードが必要となるが、変化の激しい時代、クオリティーは70%でも、スピードが優先されることの方が多いと知ることができた。
社会保険労務士となってからも、何よりもスピードを優先してきた。開業して8年目になるが、この間の経験上、「スピード優先」は間違っていないと考えている。
たとえば、顧問先からのメールなどのレスポンス。私は2台のパソコンと3面のモニターを使い、常にメール、チャットの画面を開いている。お客様からのメール、チャットが届いた瞬間に、すぐその内容を確認し、瞬時に第一報を返信する。
労働相談が入ったときも、まずは受領報告をし、当日中に回答を送るようにしている。もちろん難しいこともあるが、その時は回答日時のめどを返答することで、お客様に安心をお届けしている。
また、外出しているときに事務所に届いたお客様の要望は、スタッフから即座に私のスマホに伝えてもらい、すぐに返事をするようにしている。当然、スタッフに対しても、「即レス」の徹底を教育している。
弊所の顧問先のほぼすべては、前任社労士がいたお客様だ。社労士を変えようと思った理由を契約時に必ずお聞きするが、そのほとんどが「レスポンスの遅さ」といわれる。
社労士の仕事は、お客様からみればできて当たり前。ミスすれば怒られる仕事だ。しかし、レスポンスが早ければ、少々のミスを許容していただけることもこの7年間に経験した。レスポンスの早さは、クオリティーを凌駕し、顧問契約解除には至っていない。もちろん、クオリティーも合格点であることは必要だが、100点満点でなくても、お客様は満足してくれているようだ。
お客様との信頼関係は「何よりもスピード」から生まれる。スピードが取り柄の事務所経営を今後も続け、お客様に満足していただき、信頼を築いていきたいと考えている。
社会保険労務士事務所 フェリシアンス 代表 堀川眞也【神奈川】
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