安心して働ける環境に/ブルースター社会保険労務士事務所 代表 濵野 亜希子

2025.04.26 【社労士プラザ】
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ブルースター社会保険労務士事務所 代表 濵野 亜希子 氏

 社会保険労務士となり、7回目の春を迎えた。私は、多くのお客様と向き合い、日々業務に取り組んでいる。この仕事の最大の魅力は、時にはとても個性豊かな、さまざまな人との出会いがあり、問題解決の手助けができることである。お客様が抱える課題をともに考え、解決に向けたサポートを行うことで、働く環境の改善や企業の成長に寄与できる点に、大きなやりがいを感じている。

 社会保険労務士の役割は、労働・社会保険の手続きだけに留まらない。労務管理のアドバイス、就業規則の作成・見直し、労働問題の予防や解決支援など、企業と従業員双方を支える幅広い業務を担っている。

 近年は働き方改革や法改正により、労務管理の重要性が一層高まっている。これらの変化に迅速かつ的確に対応することによって、企業が健全に発展し、従業員が安心して働ける環境づくりに貢献できることは、社会保険労務士としての大切な責務であり、誇りだと感じている。

 私が常に心掛けていることは、お客様に寄り添い、信頼関係を築くことである。法的な知識を提供するだけでなく、経営者や従業員の立場に立ち、最善の解決策をともに模索している。時には複雑で解決が難しい問題に直面することもあるが、その一つひとつに真摯に向き合い、解決に導くことが私の使命である。

 お客様の問題が解決し、笑顔を取り戻す瞬間に立ち会えると喜びを感じる。こうした積み重ねが、より良い社会の実現につながると信じている。

 近年、企業による人権尊重の必要性について国際的な関心が高まり、国連で「ビジネスと人権に関する指導原則」(以下「ビジネスと人権(BHR)」という)が採択され、企業活動における人権尊重・保護・促進の指針として用いられている。

 全国社会保険労務士会連合会でも、国連や国際労働機関(ILO)の人権に関する国際規範を支持、尊重し、「ビジネスと人権(BHR)」に関する取り組みを強化してくための人権方針を掲げた。私も「ビジネスと人権(BHR)推進社労士」として活動するための研修を全て修了した。今後は、「ビジネスと人権(BHR)」に基づく人権尊重への取組みを企業に働きかけるとともに、日本企業が国内外でさらに発展できるようサポートしていくつもりである。

 これからも知識と経験を深め、変化する社会に対応し、働くすべての人が安心して働ける環境づくりに尽力していく所存である。

ブルースター社会保険労務士事務所 代表 濵野 亜希子【大阪】

【公式webサイトはこちら】
https://www.bluestarsharoshijimusho.com/

令和7年5月5日第3495号10面 掲載
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