死傷病報告書を提出せず書類送検 左足甲を骨折する労災で いわき労基署
2017.10.05
【送検記事】
福島・いわき労働基準監督署は、休業期間が4日以上の労働災害が発生したにもかかわらず労働者死傷病報告書を提出しなかったとして、土木工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑でいわき区検に書類送検した。平成28年6月、同社労働者が左足甲を骨折する労働災害が発生している。
被災者は、同社が下請として入場していたいわき市内のトンネル工事現場において、手押し式振動ローラーを後進させていた際に、誤って左足を轢いた。
同労基署は、29年に入って寄せられた労災に関する情報提供に基づき調査を開始している。
【平成29年9月12日送検】