クレーンの作業方法定めず 鉄骨の下敷きになり労働者が死亡し送検 横手労基署
2017.10.12
【送検記事】
秋田・横手労働基準監督署は、危険防止措置を怠ったとして建設業者(秋田県秋田市)と同社現場代理人を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで秋田地検に書類送検した。平成29年7月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
同社は、横手市内で請け負っていた法面舗装工事現場において、労働者に移動式クレーンを使用して鉄骨の吊り上げ作業を行わせる際、クレーンの作業方法や転倒防止措置などを定めなかった疑い。現場内で仮説防護柵の解体作業中に鉄骨が倒れ、労働者に直撃している。
【平成29年10月2日送検】