長時間労働監督結果 違法残業が発覚した事業場は25% 香川労働局
2017.10.25
【監督指導動向】
香川労働局は、平成28年度に実施した長時間労働が疑われる241事業場に対して実施した監督指導結果を取りまとめた。労働基準関係法令の違反がみつかった事業場は120件(違反率49.8%)、違法残業の実態が発覚した事業場は61件(同25.3%)だった。
違法残業の実態を詳しくみると、残業時間が月80時間を越えていた事業場が44件(72.1%)だった。100時間を超えるケースは19件、150時間を超えるケースは2件発覚している。
賃金不払い残業が発覚した事業場は18件、過重労働による健康障害防止措置が講じられていない事業場は19件だった。