直接指揮せず 作業主任者の会社社長などを書類送検 松本労基署
2017.11.07
【送検記事】
長野・松本労働基準監督署は、地山の掘削作業を作業主任者が直接指揮しなかったとして、土木工事業者と同社代表者を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の容疑で長野地検松本支部に書類送検した。平成28年9月、松本市内の新築住宅工事現場において、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
同代表者は作業主任者でありながら、掘削作業を行わせる際に作業の指揮を直接しなかった疑い。死亡した労働者は掘削作業終了後、地ならし作業をしていた際に崖崩れに巻き込まれている。
【平成29年10月12日送検】