通行部分ライン分けせず死亡労災 スーパーチェーンを送検 十和田労基署
2017.11.07
【送検記事】
青森・十和田労働基準監督署は、労働者が安全に通行する通路を設けなかったとして、青森・岩手・秋田の3県でスーパーマーケットをチェーン展開している業者と同社支店長を労働安全衛生法第23条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で青森地検八戸支部に書類送検した。平成29年5月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災者は、店舗から敷地内の従業員用駐車場に移動していた際、荷を搬入しに来たトラックに轢かれている。従業員用駐車場と荷の搬入口が非常に近い場所にあるにもかかわらず、同社は歩行者の通行する部分を色分けして表示するなどの安全確保措置を怠っていた疑い。
【平成29年10月23日送検】