「集団分析」の実施率は75% ストレスチェック状況調査 群馬労働局
2017.11.08
【監督指導動向】
群馬労働局は、ストレスチェックの実施状況などを取りまとめた。平成29年6月末時点で、実施が義務付けられた事業場のうち、所轄の労働基準監督署に実施報告書を提出していた事業場は78.4%だった。
実施率を全国平均と比べると、事業場規模が50~99人の企業で7ポイント、同1000人以上規模で4.5ポイント下回っていた。
ストレスチェックの実施者をみると、「事業場内の産業医等」が52.9%だったのに対し、「外部委託先の医師、保健師、看護師または精神保健福祉士」は47.1%だった。
実施事業場のうち職場や部署単位での集計・分析を指す「集団分析」を行っていた事業場の割合は75.3%。規模が大きくなるほど実施率が高まっており、50~99人が73.5%なのに対し、1000人以上では81.8%となっている。
受検した労働者24万7679人のうち、医師による面接指導を受けたのは0.62%に当たる1534人。