プレス機の安全確保措置せず 腕切断労災で送検 大阪南労基署
2017.11.10
【送検記事】
大阪南労働基準監督署は、プレス機の安全確保措置を講じなかったとして、プレス加工業者(大阪府八尾市)と同社第2工場のプレス班長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。平成28年10月、同社労働者が上腕を切断する労働災害が発生している。
同社は、プレス機に光線式の安全装置を取り付けるなどの安全確保措置を講じていなかった。被災者はガードレール部材の打ち抜き加工作業終了後、スクラップを取り除こうとした際に腕を挟まれている。
【平成29年9月29日送検】